花粉症が治まらない・・・花粉症の薬はこれを基準に選べ!抗アレルギー薬を効かせるコツ

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花粉症が治まらない・・・花粉症の薬はこれを基準に選べ!抗アレルギー薬を効かせるコツ

各症状について

2021/03/09 花粉症が治まらない・・・花粉症の薬はこれを基準に選べ!抗アレルギー薬を効かせるコツ

花粉症の貴方にとっては辛いこの季節。

現在はヒノキ花粉も飛散しているようですね。

一般的にスギ花粉よりヒノキ花粉の方が症状が重たい人が多いので、

これからが本格的な花粉症シーズンという方もいるでしょう。

 

さて、花粉症の多くの方が内服している抗アレルギー薬。

最近では種類が増えて、選択肢が広がったのは嬉しいことです。

 

抗アレルギー薬は1日1回タイプ、2回タイプがありますが、

内服の手間暇を考えると1回タイプを好まれる人の方が多いように思います。

 

しかし、その抗アレルギー薬は本当に1日1回で十分なのでしょうか?

まあ説明欄にそう書いてあるから、それに従って内服するのだろうとは思いますが。

 

ここで薬物の半減期という話をしたいと思います。

血中の薬物濃度が半分に低下するのに要する時間を薬物の半減期とよびます。

半減期が長い薬物ほど代謝・排泄などによる除去が遅く、長い時間、薬が体内にとどまるということになります。

 

この半減期は薬物の作用時間というわけではありませんが、ある程度の相関があります。

つまり簡単に言えば、

 

半減期が長い薬物の方が長く効きやすい

 

ということです。

 

そこで抗アレルギー薬の内服方法と半減期について表にしてみます。

※トラブルになるといけないので、薬物名は伏せておきます。

 

1日1回タイプ

薬物A:半減期9.2時間

薬物B:半減期15時間

薬物C:半減期14.3時間

薬物D:半減期7.3時間

 

1日2回タイプ

薬物E:半減期9.6時間

薬物F:半減期8.8時間

薬物G:半減期2.4時間

 

平均して見てみると、やはり1日1回タイプの方が半減期が長いですね。

しかし薬物Dのように、1日2回タイプのものよりも半減期が短い1日1回タイプの薬物もあります。

薬物Gのようにもともと半減期が短い薬物もあります。

 

貴方が効かないと思っている、その花粉症の薬。

実は半減期が短いことが原因で効いていない可能性があります。

半減期が短ければ、朝に内服しても、夕方ごろには効かなくなってしまうかも知れません。

寝る前に内服すれば、お昼ごろには効かなくなっているかも知れません。

 

ということで、花粉症の薬は症状を抑えてほしい時間帯を意識して、

 

1日1回タイプであれば半減期が長い薬物

 

あるいは

 

1日2回タイプの薬物

 

 

タイミングよく

 

内服することが大事かと思います。

 

薬物の半減期についてはネット検索すれば出てきます。

花粉症の薬についてご相談されたい方は受診下さいませ。

 

 

こちらで診療しています。

 

らそうむ内科・リハビリテーションクリニック

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